子育てについて-3つの柱
今回は、私の子育てにおける考え方について-
今現在、9月で4歳になる娘と、妻のお腹の中にボーイがいます。
そんなまだまだこれから手のかかる時期の中、田舎への移住を決断しました。
私が子育てにおいて大切にしたいと考えているのは
❶不便益
❷夢ややりたいことをを存分に追いかけさせる
❸イキイキと働く姿・生きる姿をみせる
です。
ちょっと長くなりますが、書いていきます。
❶「不便益」
皆さんはご存じでしょうか??
不便益とは、日常の中の「不便」を経験することで、考えたり工夫したりする習慣が身につき、自己の成長にとっては有益に働くことです。
今や自分が動かなくてもワンクリックで、話すだけで物が買えたり、その場に行くだけで電気がついたりと、
日常生活において、自分自身で「考える・工夫する」といったことは不要になってきました。
たしかに便利になることは、良いことです。特に高齢化の背景を考えれば必要不可欠です。しかし、若い人たちにとって便利がもたらすのは有益なことだけでしょうか。長いスパンで見れば、「考える・工夫する」といった行為を省いてしまうと、衰えてしまうのではないかと私は思います。
ではここで、不便益を分かりやすくする例を挙げてみます。
私が一番しっくりきた例は、”富士山” 別にどの山でもいいのですが、
富士山を上るのは大変だろうと、エレベーターを作ったらどうでしょう?登山者は喜びますか?
簡単に言えばこういうことです。登山者は、重たい荷物を持ち、平たんではない過酷な道を、だんだんと空気が薄くなる中、仲間と励まし合い、懸命に登り切った末の「美しい景色」や「達成感」を味わうために上ります。(私は登山経験がないので想像の部分が大いにあります)
でも登るのは大変だろうとエレベーターを作ってしまっては、登山の目的が損なわれてしまいますよね。
説明が長くなりましたが、私が子どもに経験してもらいたいのがこの「不便益」で、移住を決めた要因の一つです。これからは田舎で今よりも不便な暮らしが待っています。子どもとともに、「考え・工夫して」生活していきたいです。もちろん、それを子供の時の財産として、大人になったら好きなところへ行ってもらって構わないのですが👍
❷夢や、やりたいことを存分に追いかけさせてあげる
厳密にいえば、子育てとは言えないかもしれませんが、
海外はわかりませんが、日本の教育課程、社会では早くて高校入学(もっと早いかもしれません)、遅くても大学卒業時には自身の生きる道がある程度形作られてしまいます。つまり、「夢を持つことは子どものうち」な社会の風潮や形になっていると感じるんです。
例えば、
- 高校(大学)で何となく入った専門分野で、その道に進むしかなくなった。
- やりたい仕事ではないけど、就職して忙しくてとりたい資格が取れない
- やりたいことが見つかったけど今更新たに学校に通えない
このようなことは往々にしてあるのではないかと思います。これは私自身の経験に基づくもので、私も高校・大学と進学しましたが、大学の終わりごろに心理カウンセラーの仕事をしたくなりましたが、上記のような理由で断念。母も同じようなことがありました。
また、私はプロ野球好きなので、例に挙げさせてもらうと、元巨人の上原投手、元広島の黒田投手、彼らは高校生の時には無名選手でベンチにいたような選手だったそうです。そんな人たちが、日本で名投手となり、アメリカで世界一のクローザーになったりするわけです。でも彼らが「無名だから」「高校でベンチだから」とその後野球を続けていなければどうでしょう。そのようにプロになることをあきらめた選手は相当な数でしょうが、続けていれば歴史に名を刻むような選手もいたかもしれませんね。
ここまで私自身の経験と、野球選手の例を挙げましたが、このように敷かれたレールのために20歳前後で夢をあきらめざるを得なくなるケースがほとんどだと思います。
しかし、実際に自分が本当にやりたいことや、自身の生きる上での指針が確立されてくるのは早くても20代半ば頃からではないでしょうか?
私自身ももうすぐ24歳ですが、今、やっと読書ができるようになって、自分の人生の指針ができ、自分に投資することの大切さに気付き、コツコツの積み重ねの大切さを知り…そんな感じです💦
だからこそ、海外はわかりませんが、日本の社会の構造は肩身が狭いというか、日本が成長する可能性を狭めているように感じます。
なので、私は親として、子どもには存分に夢を追いかけてもらいたいと思うようになりました。
もちろんそのためには、お金も必要なんで、農業頑張らなければいけませんが😅
でも逆に言えばそのための農業でもあって、
- いつでも頼れるように自分の事業を持っておくこと
- 今の不安定な時代、自給できる力を持っておいた方が良いと思ったこと
が挙げられます。
いずれにしても、大切なのはこういう考え方を後世につなげていくことだと思います。
ここは重要で、子どもにお金の面で不自由させられないと一生懸命に働く方は多いと思います。これは本当にその通りだと思いますし、お金がないと始めたいことも始められない場合もありますからね。
でも私は、それ以上に
❸イキイキと働く姿・生きる姿を見せたい
と思いました。これまで好きでない仕事を、お金のために働いていました。そのため安定はしていましたが、いかんせん好きな仕事でないので、子どもとの時間も「仕事嫌だな…」とか知らず知らずのうちに考えてしまっていたと思います。仕事中は休みを楽しみにし、休みの間は仕事が気になる悪循環に陥って、子どもにはとてもいい姿は見せられていなかったと思います。
しかし、子どもはそういった姿を案外よく見ているものです。このままでは「生きること」「仕事をすること」は辛いことという印象を与えてしまうと思い、考え方を改めました。
ざっと子育てに関して今思うところはこんな感じです。本当に人によって考え方が様々で、それでいいと思います。子どもやその後の子孫が幸せになれるよう日々考えていきます🌟
変わった仕事への考え方-変えてくれた妻の一言
こんにちは!今の仕事がひと段落したので、久しぶりの投稿です。。
これから3回は、
- 仕事
- 子育て
- 人生を変えた本
について話していこうかと思います。
今日は仕事について-
私は高校のときに、今後仕事になる農業に出会いました。奥さんも同じ学校、同じ学科で、ずっと
いつかは田舎暮らし、いつかは農業
と夢を抱いていました。
しかし農業は大変なイメージがあり、金銭的なリスクがあることももちろんわかっていたので、あくまでも”いつかは”と考えていました。
大学は教育学部だったこともあり、教員採用試験を受けるも採用されず。
アルバイト先の飲食店に就職しました。
アルバイトをしていただけあって、それなりに順調に進んでいましたが、就職して1年。「コロナ」がやってきます。
残業できなくなり、お給料も激減(´;ω;`) 京都市内に住んでいることもあり、家賃も高いので家計が苦しくなっていきます。
そして、私のモチベーションも⤵
そんな最中、妻が「じゃあ、田舎行ってみる?」と。。
!!ビビッ!!
って感じで電気が走りました⚡笑
この年齢で田舎へ行って農業するというのは頭になかっただけに、驚きました。
でも、この妻の一言が私にエネルギーをくれました。
仕事をつづけながら、6月頭に京都ジョブカフェという移住や就農相談センターへ行き、あちこち電話で相談するもほぼたらい回しにされながら、福知山市の市役所にたどりつきました。
そこで、初めて親切に移住相談に乗っていただけました。(やはり農業は大変なので、農業前提で話をすると門前払いを受けます笑)本当に有難かったです。
そして先日、8月中旬に正式に移住が決まりました🌟
移住を考え始めて3ヶ月以内に移住が決まってしまいました笑
ただ、ここで伝えておきたいのは、決して早いからいいということを言いたいわけではありません。ふつうは最低1年、もっと真剣に何年も考える方もおられ、一生懸命に自分の理想を研究されてすごいと思います。
でも、私には早く決める必要がありました。それは、仕事帰りにふと考えた”仕事についての考え方”
それは「好きな仕事と嫌な仕事」の時間にまつわる話
みなさん、
好きな仕事8時間、嫌な仕事8時間
ならもちろん好きな仕事を選びますよね。では、
好きな仕事10時間、嫌な仕事8時間
なら?私は好きな仕事を選びます。
好きな仕事12時間、嫌な仕事8時間
ならどうでしょう?このあたりから意見は分かれそうですが、
私は”好きな仕事”を選びます。
そこで、何故そう思うのか考えました。
そして導き出された答えが、
肉体的(一般的)な労働時間と、精神的な労働時間
があるということです。
例えば、
好きな仕事10時間、嫌な仕事8時間
は、肉体的な労働時間は、好きな仕事の方が2時間多い。仕事は短い方が体は楽ですし、だれもが短い方が嬉しいかと思います。なので肉体的な労働時間でいえば、この場合好きな仕事は2時間損をしています。
では、精神的な労働時間は?
こちらが一般的な労働時間と違う考え方をします。肉体的な労働時間は、単純に「時間」で比べているので、ベクトルは同じ向きで比べられます。
対して、精神的な労働時間は、
好きな仕事は+方向、嫌な仕事は-方向
で考えてみると、先ほどの例でいえば、両者の間に18時間の差がつくんです 。
単純な(肉体的な)労働時間でいえば、好きな仕事は-2時間でしたが、精神的には1日で18時間も+になるわけです。
つまり、嫌な仕事を仕方なく毎日やっているのと、好きな仕事をイキイキとやるのとで1日18時間も差がつく。私は毎日少なくとも16時間以上は損しているんだとおもうと、1日も無駄にできないと考えるようになりました。
以前からホリエモンらが、「やりたいことは今すぐにでもやれ」と言っていて、そんなんできるわけないやんって思っていましたが、ようやくこの考え方をすることで少しは理解できた気がします。
こうして大切なことに気づくことができたのも妻のおかげです。
まだまだ仕事について思うこと、一部ではありますが、本日はここまで。
ついに🌟移住決定🍅🌽🍆
かなり久しぶりのブログ更新になりました❗️
サボっていたとも言えますが、先月は速度制限にやられたので。。
久しぶりの更新は大変嬉しい報告🌟
ついに私たち夫婦の思い描いた
移住が決まりました‼️
今後は、福知山市のお試し住宅に1年間住み、その間に空き家を探す
という流れになります!
毎日市役所から連絡こないかと首を長くしておりましたが、今日は農業の話をしに市役所へ🏃♂️
私と役所の方、農業の普及センターの方も同席され、1:4でのお話💧(もちろん私は1の方)
緊張感漂う中でのお話でした😅
案の定、門前払い級の厳しい話を聞かされましたが、心構えはできていたので、自分の話したいことは話せました。
しかし、やはり農業は簡単ではないのが事実。気の引き締まる思いです。
が❗️もう後戻りはできません。しません‼️
家族のため、未来の農業のために私は覚悟を決めて会社も辞めて話をしに行ったので、何を言われても移住は揺らぎませんでした😤
そんな感じでピリピリしたムードの中話は終わり、農業関係の方とはお別れし、移住の担当課へ戻りました🚶♂️
移住担当の方も、今日の話を受けての私の気持ち次第だとお考えだったようで、私が移住の気持ちが変わらない旨を伝えると、
「じゃあ住みましょか?」みたいな感じで決まりました笑🌟
意外とあっさり決まったので、思っていた感じの感情と少し違いましたが、おそらく後からこみ上げてくると思います❗️笑
ようやく、私たち家族の1ページ目ができた感覚でしょうか😊 スタートラインに立てた気がします。
でも大切なのはここから!これからが本当に大変だし、懸命に生きなければなりません。
頑張ります❗️としか今は言えないですね笑
ただ、ひとつだけ自分を褒めるとすれば、
とりあえず
- 言いふらしたこと
- 行動に移したこと
ですかね。。
移住と農業に関しては、以前から会社の人にもなりふり構わず話してきましたし、
移住に関しては、コロナの影響も関係して、移住しようか!と奥さんと話したのは6月の頭。そこからわずか2ヶ月で移住決定までたどり着いたので、そこはなかなか良く頑張ったかなと笑
理想を言いふらすと自分の脳にもなにか信号が送られるのかもしれませんね?全然詳しくないので、知らんけど笑
今日はとりあえず移住決定の報告でした🌟
今後は、落ち着いた時間に
- 移住までの経緯
- 子育て
- 農業
など、考えていることを書いていこうと思います♫
ストア哲学より〜幸福を手に入れる方法
本日はブログ2日目〜🐤
最近は仕事と移住の件で毎日忙しいので、もう少し落ち着いたら色々書きたいなぁ〜と思っているのですが、
今日は少しだけ本を読む時間があったので、その中の一節をご紹介。
良き人生について〜ローマ哲人に学ぶ生き方の知恵〜
という本です。
その中で、今日読んでいた部分は、
幸福を手に入れるための一番簡単な方法
これは気になる‼️
内容としては、
人はよく自分に降りかかる悪い事柄について考える。
- 第一の理由は、それが起こるのを防ぐため
- 第二の理由は、現実に起きた時の衝撃を少なくするため
この第二の理由をストア哲学では、
ネガティブ・ビジュアリゼーション
というそうで、これが大切とのこと。
不幸が最も重くのしかかるのは、「良い運命しか期待しない人々」とも言っています。
実際に良いことがあってもそれに満足してしまうと、またさらなる欲望が出てくるのが人間。
そして満足の踏み車にのることになるとのこと。
大事なのはここからー
じゃあどうやったら幸せになれるのか?
ここでは、このように紹介されています。
いま自分が大事にしているものを失った時のことを想像する
ちょっと個人的にはびっくりしました。それが幸せになる方法なの!?と
車でもでも家族でもなんでもいいそうなのですが、この本の中にも例で紹介されていますが、私には「子ども」が一番しっくりきました。
- 子どもは当然自分よりも長生きして、いつもそばで楽しませてくれると決め込む
- 子どもも常に死と運命を隣り合わせにしていると考える
私はこれまで完全に1派でしたが、
「どちらの親の方が深い愛情と心づかいを子どもに捧げられるか?」という質問をされると間違えなく2を選びます。深いですね。。
たしかに、その後これを意識して子どもと少しの間過ごしていると、遊び方への熱も変わりましたね笑
ネガティブというのも必ずしも悪い面ばかりでもないことを学びましたし、こんな考え方もあるのかぁ〜と、また一つ学びになった一日でした🌟
おやすみなさい。。